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デビュー準備

VTuberを始める費用はいくら?無料・2D・3Dで始める場合の内訳

個人VTuberの初期費用は、無料のソフトだけで0円から始める方法もあります。無料・2D・3Dの3つの始め方で、お金がかかる所と公式の料金を整理します。

VTuberを始める費用は、手持ちのPCとマイクがあれば、無料のソフトだけで0円から始められます。お金がかかるのは主に「見た目(モデル)を誰が作るか」と「機材を買い足すかどうか」の2つで、ここをどう選ぶかで総額が大きく変わります。

この記事では、個人で始める人に向けて、無料・2D(Live2D)・3Dの3つの始め方ごとに、どこにお金がかかるのかを整理します。ソフトの料金は各公式ページで確かめた内容です(2026年10月時点)。準備全体の流れはデビュー準備の攻略にまとめています。

先に結論:こういう人にはこの始め方

  • まずはお金をかけずに試したい人:無料のソフトで自分でモデルを作る。3DならVRoid Studio、2DならLive2D CubismのFREE版から
  • イラストを描ける・Live2Dを覚えたい人:自分で描いて自分で動かす。ソフト代だけで始められますが、時間はかかります
  • 見た目にこだわりたい・早く形にしたい人:イラストやLive2Dモデルをクリエイターに依頼する。費用は一番かかりますが、仕上がりと時間の面で頼れます

中学生・高校生の方は、ソフトの購入や依頼でお金を払う前に、家族と相談してから決めてください。

費用がかかる所は4つ

VTuberの準備でお金が出ていくのは、だいたい次の4つです。

  1. モデル(見た目):立ち絵を描く、Live2Dで動かせるようにする、3Dモデルを作る
  2. 動かすソフト:顔の動きをモデルに反映させるソフト
  3. 配信ソフト:画面をまとめてYouTubeなどに送るソフト
  4. 機材:PC、マイク、Webカメラ(またはスマホ)

このうち配信ソフトは無料で済みます。OBS Studioは、公式サイトで「無料でオープンソースのソフトウェア」と案内されていて、Windows・Mac・Linuxで使えます。配信サイトの側も、たとえばYouTubeのライブ配信は、チャンネルの確認を済ませていることと、過去90日間にライブ配信の制限を受けていないことが条件で、利用料の支払いは条件に入っていません。

つまり差が出るのは、モデルと機材の2つです。

3つの始め方の比べ方

始め方 モデルの用意 主なソフト 良い点 気になる点
無料で自作(3D) VRoid Studioで自分で作る VRoid Studio(無料) 0円で始められる。商用利用もできる 似た雰囲気のモデルになりやすい
無料〜少額で自作(2D) 自分で描いてLive2Dで動かす Live2D Cubism、VTube Studio ソフト代を抑えられる。自分の絵で動ける 描く・動かす技術と時間が要る
依頼する(2D・3D) クリエイターに依頼・購入 VTube Studioなど 仕上がりの質と早さ 依頼の費用が一番大きい

無料で始める:VRoid Studio

VRoid Studioは、3Dのキャラクターを作れるソフトです。Steamのストアページによると無料で、「商用・非商用を問わずさまざまな用途に利用可能」とされています。Windows 10/11とmacOSに対応しています。髪型や顔、服をパラメータで調整しながら作れるので、絵が描けなくても自分のモデルを用意できます。

2Dを自分で作る:Live2D Cubismとお絵描きソフト

2Dのモデルは、立ち絵をパーツに分けて描き、Live2D Cubismで動きを付けて作ります。

Live2D Cubismには、無料で使えるFREE版と、有料のPRO版があります。公式の比較ページによると、FREE版はテクスチャが2048pxで1枚まで、アートメッシュは100まで、パラメータとパーツはそれぞれ30までという上限があります。髪や服をたくさん揺らすような細かい動きを作ろうとすると、この上限に当たりやすくなります。FREE版を商用で使えるのは、一般ユーザーと小規模事業者(年間売上1000万円未満)に限られています。

PRO版は42日間の無料体験があり、公式ストアでの一般ユーザー向けの料金は、年間プランの1年目が15,708円(税込)、単月プランが月2,288円(税込)です(2026年10月時点)。

立ち絵を描くソフトの一例として、CLIP STUDIO PAINTは、公式の購入ページでPROのダウンロード版が6,900円(税込)と案内されています(2026年10月時点)。月額のプランもあるので、使い方に合わせて選べます。

動かすソフト:VTube Studio

できたLive2Dモデルを、カメラで顔の動きに合わせて動かすソフトとしてよく使われるのがVTube Studioです。Steamのストアページによると無料で使え、Webカメラで顔の動きを読み取ります。スマホのアプリを使って顔を読み取る方法もあります。無料版ではWebカメラ使用中にウォーターマーク(ロゴ)が出るため、消したい場合は「Remove Watermark」のDLC(1,520円)を買います(2026年10月時点)。

依頼する場合の費用:金額が変わるポイント

「VTuber 費用 相場」を調べている人も多いと思いますが、依頼の料金はクリエイターごと、作り込みの度合いごとに大きく違うため、この記事では決まった相場の金額は挙げません。料金が上下しやすいのは、次のような点です。

  • 描き込みの量:髪や服の装飾、小物の多さ
  • 表情や衣装の差分の数
  • Live2Dの動きの範囲:目と口だけか、髪や体の揺れ、手の動きまで作るか
  • 商用利用やグッズ化の範囲
  • 納期:短いと特急料金がかかることがあります

立ち絵とLive2Dを別々の人に頼むと、それぞれに費用がかかります。予算を決めたら、クリエイターが公開している料金表と作品を見比べて、見積もりを相談するのが確実です。

機材は「今あるもの」を確かめてから

PCやマイクは、新しく買う前に、今持っているもので足りるかを確かめるのがおすすめです。

  • PC:配信ソフトとモデルを動かすソフトを同時に使うので、ある程度の性能が要ります。まずは無料のソフトを入れて、試しに録画してみると、カクつかないか分かります
  • マイク:PCやイヤホンのマイクでも始められます。声がこもる、雑音が入ると感じたら買い足しを考えます
  • カメラ:Webカメラのほか、VTube Studioならスマホのアプリで顔を読み取る方法もあります

PCや機材は金額が大きくなりやすいので、こちらも家族と相談してから決めてください。

よくある失敗

  • 最初から全部そろえようとして、デビューが遠のく:立ち絵と最低限の配信画面があれば始められます
  • 無料のソフトの条件を読まずに使う:Live2D CubismのFREE版の商用利用の範囲や、VTube Studioのウォーターマークなど、無料でも条件があります
  • 権利の確認をしないまま依頼する:商用利用やグッズ化ができるかを、最初に文章で確かめておくと安心です

待機画面や配信の背景は、無料素材も使えます。

まとめ

VTuberは、OBS StudioやVRoid Studio、VTube Studioなど無料のソフトを組み合わせれば、0円から始められます。費用の差が出るのはモデルと機材で、自分で作るか依頼するかによって大きく変わります。まずは手持ちの道具で試し、必要になった所からお金をかけていくのが無理のない始め方です。料金や条件は変わるので、買う前に各公式ページで確かめてください。

参考

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